年末の大掃除は、単に家をきれいにするだけでなく、住まいの「点検の機会」として活用できる大切な時間です。
普段は見過ごしがちな部分を掃除しながらチェックすることで、住まいの寿命を延ばし、安心して新しい年を迎えることができます。
工務店の視点から、大掃除を「住まいの点検」として活用する方法をご紹介します。

🧹 大掃除を「住まいの点検」として活用する方法
大掃除は普段手をつけない場所に目を向ける絶好の機会です。例えば、窓のサッシや換気扇、家具の裏などを掃除する際に
「劣化」「傷み」「異常」がないかを確認しましょう。掃除と点検を同時に行うことで、効率的に住まいの健康状態を把握できます。

☑掃除しながら点検する習慣 　埃を取るだけでなく「水漏れはないか」「カビが広がっていないか」「部材が緩んでいないか」を確認。
☑小さな異変を早期発見 　小さなひび割れやサビも、放置すると大きな修繕につながります。大掃除のタイミングで気づければ修繕費も抑えられます。

🏠 冬前に確認すべき住まいのポイント
外壁
☑汚れを落としながら、ひび割れや塗装の剥がれをチェック。
外壁の劣化は雨漏りや断熱性能低下につながるため、早めの補修が重要です。
屋根
☑落ち葉やゴミを取り除き、瓦やスレートのズレや割れを確認。
雪や雨が多い季節に備え、屋根の防水性能を確保しておくことが安心につながります。
給湯器
☑外装のサビや水漏れをチェック。
冬場は給湯器のトラブルが増えるため、異音や着火不良がないか確認しておきましょう。
窓・サッシ
☑掃除しながらパッキンの劣化や隙間風を確認。
断熱性能を維持するために、隙間テープやパッキン交換を検討。
水回り
☑排水口やパイプの詰まりを掃除しながら確認。
冬場は凍結によるトラブルもあるため、断熱材の有無もチェック。
室内
☑エアコンフィルターの掃除と動作確認
フィルターに埃が溜まると暖房効率が落ち、電気代も余計にかかるのでフィルターを掃除しましょう。

✨ まとめ
年末の大掃除は「住まいをきれいにする」だけでなく、住まいづくりの視点から「点検の機会」として活用できる大切な習慣です。
もし大掃除をして気になったことや、住まいに関するお悩みは、いち建にいつでもお気軽にお問い合わせください。
住まいは家族の暮らしを守る大切な基盤です。
大掃除を「住まいの健康診断」として位置づけ、日々の暮らしを支える住まいづくりに役立ててみてください。